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GLP-1GLP-1受容体作動薬
GLP-1受容体作動薬とは
GLP-1は私たちの体にもともとあるホルモンです。食事で糖分を摂ることで小腸から出て、すい臓にインスリンを分泌するよう働きかけ、食事で高くなった血糖値をコントロールする働きをしています。GLP-1の分泌量が多いと痩せやすく、少ないと太りやすい傾向にあると言われています。
GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療や、近年では肥満の治療にも用いられており、痩せにくい人の減量をサポートします。
GLP-1の4つの作用
Point 1満腹感が続いて食欲が落ちる
前頭葉の食欲中枢に抑制的に働くことで、満腹感が得られやすくなり、自然と食欲が落ちるため、過度な食事制限をする必要がありません。
Point 2胃腸の動きをおさえ満腹感維持
胃腸の蠕動運動や胃酸分泌を抑える作用があるため消化に時間がかかるため、満腹感が得られ過食や間食を防ぐ効果があります。
Point 3体脂肪がつきにくい体へ
血糖の急上昇は脂肪をため込みやすくなるが、GLP1はインスリン分泌を促し、食後血糖の急上昇をおさえ、体脂肪がつきにくくなり、健康的にやせることができます。
Point 4代謝が上がり痩せやすい体質に
GLP-1は脂肪の分解を促進する作用があるため、基礎代謝があがる。基礎代謝があがると、同じ量の食事を摂取しても消費エネルギーが増えるので体重が減りやすくなります。
- GLP-1受容体作動薬を使用中にこれらの作用が出現しますが、使用終了後も永続するものではありません。
- 摂取カロリーを低下させることが体重減少のもっとも大きな要因ですが、定期的な運動や日常活動度の上昇も心がけてください。
- GLP-1は、2型糖尿病の治療薬として承認されているお薬です。美容・痩身・ダイエット目的の使用では承認されていません。
GLP-1ダイエット事例
44歳 女性の事例
- 体重
- 59.3kg52.6kg(-6.7kg)
- 体脂肪
- 36.8kg32.1kg(-4.7%)
【期間】2024年7月25〜2024年10月17日(約3か月)
【内容】オゼンピック0.5mg、医師・栄養士によるダイエット指導
【費用】61,050円(オゼンピック0.5mg×3個、診察料1,650円)
GLP-1のリスク・副作用
GLP-1受容体作動薬は、インスリンの分泌を促進し、血糖値の調整や食欲抑制効果が期待されますが、いくつかの副作用やリスクが報告されています。多くの場合はしばらくするとおさまりますが、以下のような症状がある場合は、医師にご相談ください。
主な副作用
- 消化器の症状(便秘・下痢・吐き気・嘔吐・腹痛)
- 低血糖(ふるえ・動悸・冷や汗)
- 高血糖(頭痛・めまいのどが渇く、トイレが近い、全身がだるい)
- 注射部位反応(かゆみ、はれ、疼痛など)
以下の方は、GLP-1ダイエットをすることが難しい場合がありますので、事前に医師にご相談ください。
事前にご相談をいただきたい方
- 家族に甲状腺がんの方がいる場合や、甲状腺に異常がある人
- 過去に膵炎を発症したことがある人
- 糖尿病と診断された人
- 妊娠中、授乳中の人
GLP-1ダイエットを
おすすめしている方
- 運動が苦手で続かない方
- リバウンドを繰り返している方
- 食欲が抑えられない方
当院では管理栄養士と内科専門医が連携して
皆様の健康維持のサポートをいたします
GLP-1注射について
GLP-1治療で使う注射針はとても細くて短い針を使います。GLP-1薬の一つ、マンジャロでは29G(ゲージ)という非常に細い針を使っており、痛みは大変少ないものとなっています。注射針があらかじめ注入器に取り付けられているため、利用時に注射針に触れる必要がなく、自己注射中も注射針が見えません。
当院では希望された方には看護師が隣について打ち方の指導をしておりますので不安な方はご来院ください。
注射針のイメージ
取り扱い薬一覧
マンジャロ2.5mg/5mg
5,500円〜/本
1本/週で使い切りタイプ
オゼンピック2mg
19,800円/1本
維持用量0.5mg/週で4週間分
ビクトーザ 1.8mg
16,500円/1本
維持用量0.6mg/日で1か月分
リベルサス 3mg/7mg/14mg
4,620円〜/30日分
1錠/日で30日分
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